言葉が未来の現実を創る!40代からの女性起業家が知っておくべきマインドセットの真実

Apr 13, 2026

※このブログは過去のニュースレターから転載したものです。

 

大昔の話ですが、銀行の支店で働いていたことがあります。そこには現金を入れる金庫がありました。ただ、映画の強盗シーンとは違って中はほとんど空っぽ。(ちなみに、これが普通です。)

現金は全部で2000万円くらい。小さなトートバッグに入るくらいの量。それなのに顧客が銀行に預けているお金の総額はその金庫の中身の何倍もありますよね?

銀行に現金の山積みが保管されていないのだとしたら、いったい何が1ドルを「1ドル」たらしめているんでしょう?


 

翻訳の限界:言葉が作る世界の境界線

多言語のイラスト

私は日本語、英語、そしてヘブライ語の3つの言語を話します。複数言語を行き来していると、いくつかの単語は他の言語にどうしても翻訳できないことに気付き始めました。単なるニュアンスの違いではない。今日のテーマである、起業家として、また一人の女性として知っておきたい「現実の作り方」のヒントはここに隠されている…


 

今日は5分以内で:

  • 言葉 = 現実
  • 夏バテと肩凝りはイギリスにない
  • 目標は達成された
  • 集団圧力

 

言葉 = 現実:自己肯定感とセルフイメージの繋がり

素敵な人と出会ったあなたは、その人にあなたの電話番号を渡す。しかし連絡が来なかった。あなたは「OK、次!」と自分に言った。

また別の日に、違う素敵な人と出会い、またあなたの電話番号を渡した。そしてまた連絡が来なかった。あなたは「私、魅力がないのかな…」と自分に言った。

さて、その次に素敵な人に出会ったとき、あなたはもう電話番号を渡す気にはなれない。自己肯定感が下がり、自信をなくしちゃったから

人間と目のイラスト

言葉には力がある。自分が言ったこと、他人が言ったこと、それらはすべて現実を作り出している

もし自分に「私は〇〇だから」と言い続けたら、その〇〇はあなたにとっての現実になる。ただの「思い込み」だけではない。そしてもっと言うと…


 

夏バテと肩凝りはイギリスにない!?

私はイギリスで幼少期を過ごし、中学校2年生の夏休みに日本に帰国した。帰国直後に薬局やテレビで「夏バテ防止〇〇」を目にしたり耳にしたりしては不思議だった。英語で夏バテはなんて言うんだろう?

夏バテのイラスト

結論から言うと「夏バテ」と言う言葉は英語にない。

もっと言うと夏バテになる人がいない。多少の怠さ、熱中症や脱水症状などはあるかもしれないが、あの独特の「だるさ」を表す言葉がないので、社会に存在すらしていない。

これは「肩凝り」も同じ。言葉に無いものは不思議と存在しないも同然なのだ。夏バテグッズも、肩凝りグッズも、イギリスにはなかった。

要するに、言葉が現実を作る。逆ではない。なので銀行の金庫がほぼすっからかんでも銀行というものは機能するのである。実物の現金が1ドルを「1ドル」たらしめているのではなく、システム上の数字が現実を作っている。


 

目標は達成された:起業の停滞を打破するマインドセット

いわゆるシリコンバレー的なスケールを目指して2回起業した中で思うのが、誰も歩んだことのない道を歩み続けるには揺るがない信念が必要であること。

そして意外だったのが、起業においてビジネスの知識よりも、マインドセットの強さがものを言うものであること。

Hopeと書かれたイラスト

いずれの経験でも、言葉のちょっとした使い方で、キャリアやビジネスにおいて強い心を保つのに役立ったのでいくつかシェアします:

  • 共同創業者と未来のマイルストーンについて話す際には「When(~する時)」と表現することを約束した。「もし〇〇に達したら」ではなく「〇〇に達する時」のように達成は前提として考えた。
  • 目標を設定したり、瞑想したり、ジャーナリングするときには、あたかも目標がすでに達成されているかのように言葉を使う。未来形で言うと、a) 自分がコントロールできないと感じてしまうのと、b) その達成なしには「不完全」と感じてしまう可能性があるので。
  • 「〇〇をやらなきゃ」とは決して言わない。この世に「やらなければならないこと」なんて存在しない。自分が「強制されている」と感じた瞬間、パワーを失い、ビジネスも停滞してしまう。

 

集団圧力:あなたの「真実」を疑う

『サピエンス』の著者Yuval Harariの最新作「Nexus」をまだ読んでいないなら、おすすめします。この本は、宗教や国家、さらには個々人のアイデンティティでさえも言葉が作り上げる現実の力によって成り立っていることを示している。

  • 多くの人が「1ドル」の価値に合意すれば、それが真実になる。
  • 多くの人が「1cmの大きさはこれ」と合意すれば、それが真実になる。
  • 多くの人が「仕事にストレスはつきもの」「起業するとお金に困るもの」「過去のトラウマに囚われるのは普通」と信じれば、それも真実になる。
  • 多くの人が「40代女性が今から起業するなんて無理」と信じれば、それもまた真実になる。

ポイントは、自分がどれだけこれらの言葉を受け入れ、影響を受けるか、そしてそれらを疑い挑戦できるかどうかにあると思う。

みんなが「正」と言うことがあっても、それ、本当に真実でしょうか?


 

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のりこ

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